学校の体育の時間に卓球をやったことがあるという方も多くいらっしゃるかと思いますが、最近ではアミューズメント施設でも卓球台を見かけますよね。
しかし友達や恋人、家族などとそういったところへ出かけた際、「卓球なんてやったことないし、上手く返せるか不安」という方もいるでしょう。
学校の授業で卓球をするという方でも同じようなお悩みを持った方はいるはずです。
ということで今回は、「上手くラリーができるかどうかも不安」といった卓球初心者の方々に向けて、「卓球でラリーができるようになるように」といったところを目指し、手取り足取り上達の方法を解説していきます。
基本的なルールといった超が付くほどの基礎的なところから、サーブや変化球といったところも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでコツを掴んでいただけると幸いです。
「まずは卓球の基本的なルールを解説!」
さて、まずは卓球について知っておいた方がよいルールを紹介していきます。
1ゲーム11点先取というのが基本で、3ゲームまたは4ゲーム先にとった方が勝ちといったルールです。
今「ゲーム」という言葉で表現しましたが、「セット」という表現の方が浸透しているかもしれませんね。
また相手から返ってきたボールは必ず自分のコートに入ってからワンバウンドした後に打ち返さなければならず、ワンバウンドもしていない状態で打ち返すといったテニスのボレーにあたる行為をしてしまうとアウトとなります。
また自分が打った後には必ず直接相手のコートに入れなければならず、自分のコートでワンバウンドしてから相手のコートに入るのではアウトです。
自分が打つ前には自分のコートでワンバウンド、そして打った後は相手のコートでワンバウンドさせるようにしましょう。
遊びで卓球をやる分にはよいですが、部活で卓球をやる際にはしっかりと自分でラケットのラバーをカスタムしていくことが必要です。 ラバーの種類によって攻撃の仕方、守備の仕方などプレーの形に違[…]
「自分に合ったラケットの握り方で上達しよう」
卓球のラケットですが、実は握り方というのは色々と種類があり、その人の打ち方や作戦によって適切な握り方というのが存在すると言えるでしょう。
ここではいくつか握り方を紹介するので、実際に練習するときに試してみて感覚の良いものを選ぶようにしましょう。
「小指と薬指を使うシェーク」
人と握手をするような感覚でラケットを握り、赤い面の方に親指がくるような向きで握りましょう。
そうすると人差し指が裏の黒い面の方にくるはずなので、そしたら人差し指を伸ばし、後ろからラケットを支えるように持ちます。
「ペンを持つように持つ、日本式ペン」
その名の通り、ペンを持つように持つのが「日本式ペン」です。
この持ち方の場合には打つ面と柄の部分が互い違いになったようなラケットを選ぶようにしましょう。
ペンのように持ったとき、親指と人差し指が赤い表面にくるように持ち、残りの3本の指は裏側にまわし、そろえて裏からラケットを支えます。
しかしこの時小指は付かないようにしましょう。
「広めのペン持ちをする、中国式ペン」
今度は中国式です。
中国式とは言いつつ日本式と大きな違いはなく、日本式と比較したときに親指と人差し指の感覚が広めにとられているということが特徴です。
こちらも小指はつけないなどの注意点がありますので、注意しながら練習しましょう。
「慣れたらボールに回転をかけて相手選手を翻弄しよう」
ある程度打ち返せるところまで上達したら、今度はボールに回転をかけるなどといった技術面の上達にも努力しましょう。
回転をかけることで相手が思うようにボールを打てなくなるといったことになりますので、相手にスマッシュを打たせないなどといった戦法に出ることもできます。
試合を有利に進めるために重要なポイントなので、必要であれば任意で習得してみてください。
「サーブの際には下回転をかけるのがおすすめ」
サーブ時の回転だけでも何種類もあると言われていますが、その中でも初心者向けとされるサーブが下回転のもの。
サーブをする際に下から上の方にボールをすくい上げる感覚で打つとよいそうです。
赤い面を上にした状態でボールをこするように打つと回転がかかるので、上手にラバーと呼ばれるゴムのような部分でボールをこするようにしましょう。
こする瞬間にラケットが水平に近いほど回転がきつくなります。
最初のうちはサーブというよりか、とにかく下回転をかけるだけの練習をしてみても良いですね。
「試合中にはカットをして相手のミスを誘う戦法も」
よく「カットマン」と呼ばれる選手がいますよね。
そのような選手はこのカットという打ち方をして相手のミスを誘うという戦法で戦っています。
ある程度卓球台との距離をとった状態で、相手から返ってきたボールに対してこれまた下回転をかけ、打ち返していきます。
下からこすりながら押し上げてあげるような感覚でしょうか。
自分のなかで色々と試しながら身につけていってください。
「まとめ シンプルだけど奥が深い、でも初心者でも楽しめるのが卓球」
卓球はシンプルなスポーツというイメージもありますが、しっかりとルールを理解して戦略を立てながら試合をしていくとなかなか奥が深いスポーツであり、そういった魅力も人気の秘訣となっているでしょう。
ラケットの握り方や戦法といったところは人それぞれ向いたものがあるので、色々と試してみることをおすすめします。
ラケットに関しては握り方によって少し形状が違う場合もあるので、しっかりとスポーツ用品店などでそろえることも大切でしょう。
ラケットひとつでも数千円~一万円を超えるものもありますが、もし本格的に卓球をはじめようと思えば購入を検討してもよさそうですね。
後半ではサーブや試合中に使える回転ワザの解説もしました。
習得すれば確実にレベルアップに繋がりますから、ぜひそちらも練習してみてください。
改めて今回は「初心者がラリーをできるように」ということで卓球について解説してきました。
友達や恋人、家族などとぜひ卓球をエンジョイしてください!