「サッカーでするサポーターは、怪我を予防できるの?」
「おすすめのサポーターを知りたい」
サッカーはボディコンタクトが多く、怪我が発生しやすいスポーツです。
子どものときの怪我をプロになっても引きずっている選手は多く、怪我をしないことが選手生命を延ばします。
一度の怪我がサッカー人生を大きく左右することになってしまうのです。
だからこそ、怪我予防ができるサポーターについて知っておきたいですよね。
そこで、この記事では次の3つを解説します。
- サポーターのデメリット・メリット
- 膝と足首のおすすめサポーター
- サポーターに頼らない怪我予防の方法
怪我のない子どものサッカー人生を一緒に応援できれば幸いです。
また、YouTubeにて配信しています。
是非ご覧ください。
サッカーのサポーターで怪我予防
サポーターの役割は、怪我を予防することです。
他にも、一度怪我をした箇所の再発予防をする役割もあります。
サポーターには、次の特徴があります。
- 関節や筋肉の動きを制限して痛みを軽減する
- 筋肉の動きをサポートして体を動かしやすくする
サポーターの役割と特徴。
サッカーにおいては、足を使うスポーツであることから、足回りの怪我が多いです。
- 足関節の捻挫
- 肉離れ
- 疲労骨折
サポーターを利用すれば、とくに怪我の多い「足首」「膝」にかかる負担を軽減できます。
ですが、ただ使用すれば良いというわけではありません。
デメリットとメリットがあるので、それぞれ把握しておきましょう。
サポーターのデメリット
サポーターのデメリットは3つあります。
- 初期投資がテーピングに比べると高い
- 正しく装着しないと、怪我につながる
- サポーターを長期間使用すると筋肉量が減り怪我につながる
サポーターは、テーピングと比較すると初期費用が高い
サポーターとテーピングは、怪我を予防する観点から役割は同じです。
サポーターは、初期投資がかかる分、何度も繰り返し使えます。
テーピングは、金額は安いですが使い捨てなので繰り返し使えません。
テーピングと比較すると、サポーターのほうが初期費用は高めです。
正しく装着しないと、かえって怪我につながる
正しく装着しないと、動作に支障をきたし別の部位を痛めることにつながります。
最初は正しく装着できていても、次第に間違えて装着する癖がつくと怪我につながります。
長く使用する場合は、ときどき装着方法を見直しましょう。
サポーターを使用した箇所の筋肉量が減る
サッカーで利用する足首や膝のサポーターは、動きを制限することから、使い続けると使用箇所の筋肉量が減っていきます。
たとえば、右膝のみサポーターをし続けると、左右の太ももの太さが少しずつ変わっていくのです。
左足に比べると、右足のほうが細くなってしまいます。
結果、サポーターをし続けるがゆえに、右太ももの筋肉量が落ちて怪我をしやすくなってしまうのです。
左右のバランスが崩れるので、膝以外の箇所を怪我する恐れもあります。
サポーターを使用するにしても、これらのデメリットは理解しておきましょう。
サポーターのメリット
サポーターのメリットは4つあります。
- 怪我の予防
- 怪我の再発防止
- 痛みの軽減
- 恐怖心の軽減
怪我の予防
サポーターは、怪我の予防ができます。
サッカーは、接触プレーが多く危険なシーンが発生しやすいスポーツです。
足や膝には、とくに負荷がかかりやすいことから、サポーターを装着すると怪我の予防になります。
関節を外側から補強し、怪我を未然に防げるのがメリットです。
怪我の再発防止
一度怪我をしてしまうと、同じ箇所の怪我が再発しやすくなります。
とくに関節周りの怪我は、再発する可能性が高いため注意しなければいけません。
サポーターには、「一度怪我した箇所を補強して負担を軽減する」役割があります。
怪我が繰り返し起こると、いつか大怪我につながる可能性もあるので、サポーターが再発防止の役目を果たしてくれます。
痛みの軽減
前提として痛みを感じるときは、無理せず休むのがベストです。
しかし、大事な試合の前など、無理をしてでも試合に出たいときはあるでしょう。
そのときに、サポーターを利用すると痛みを軽減してくれます。
恐怖心の軽減
一度怪我をしたり、サポーターの装着に慣れたりすると「サポーターがないと不安」と感じることがあります。
「怪我するかもしれない…」という不安感から、積極的にプレーできなくなるのです。
そのときに、サポーターが恐怖心を軽減してくれます。
装着するだけで安心感を与えてくれるのです。
このように、サポーターにはデメリットとメリットが存在します。
装着するかどうかは、個人で判断せず医者や専門家の意見を聞いて判断してください。
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サッカーのおすすめサポーターで怪我予防
ここでは、おすすめサポーターを「膝」「足首」それぞれ紹介します。
膝のサポーター
ザムスト(ZAMST) 膝サポーターです。
特徴は次の通りです。
- 成長期に多い、膝のお皿の下の負担軽減
- ジャンプ時の膝の負担軽減
- 通気性が高く快適な装着感
サッカーは、空中戦が多くジャンプ回数が多いスポーツです.
接触プレーが激しく怪我をしやすい膝の負担を軽減してくれます。
足首のサポーター
ザムスト(ZAMST) 足首サポーターです。
特徴は次の通りです。
- 足首を内側にひねる動きを抑制しつつ動きやすい
- 伸びやすいフィット感がる
- 激しい動きでも肌に密着してズレにくい
- 素肌の上に直接装着できるので、公式戦でも着用可能
交錯プレーで懸念される、足首の捻挫や・アキレス腱に起こる怪我を抑制します。
ザムスト(ZAMST)は、プロスポーツ選手も愛用しているメーカーです。
信頼して使用できるメーカーといえるでしょう。
サポーターに頼らない怪我予防の方法
サポーターに頼らず、怪我をしない体作りが大切です。
次のトレーニングやストレッチで怪我の予防ができます。
- 股関節の可動域を広げる
- トレーニングチューブで足首を鍛える
- スクワットで膝を強くする
- 練習前後のストレッチ
- サポーターをする場合は使用箇所のトレーニング
股関節の可動域を広げる
股関節の可動域を広げると、膝の負担が軽減されます。
結果、怪我をしにくい体作りにつながるのです。
トレーニングチューブで足首を鍛える
トレーニングチューブで足首を強くできます。
多い怪我の一つに足首の捻挫がありますが、その防止ができます。
捻挫のリハビリでもやりますが、怪我をする前に予防のトレーニングをしましょう。
スクワットで膝を強くする
スクワットは太ももを鍛える効果があります。
膝がつま先より前に出ないよう、正しい姿勢でおこないましょう。
やりすぎは体を痛める可能性があります。
1日20回までと回数を決めてください。
練習前後のストレッチ
練習前後のストレッチは、怪我の確率をぐっと下げます。
練習前は、少しずつ筋肉をほぐして、体の柔軟性や弾力性を高めましょう。
いきなり全力で動くと、故障の原因です。
時間をかけてしっかり全身をストレッチすると、怪我予防になります。
練習後のストレッチは、「ケア」「疲労回復」が目的です。
一つ一つの動作はゆっくり時間をかけて行い、深い深呼吸をしながら全身をストレッチしてください。
スポーツを行う時に、気になるのが怪我の問題です。若い頃には怪我のことなど気にならなかったのに、中年になってくると、守るべきものがたくさん出てくるため、怪我のことがまず心配になります。明日の仕事、帰ってからの家事など[…]
サポーターをする場合は使用箇所のトレーニング
サポーターを使い続けると、筋肉量が減りかえって怪我をしやすくなるため、そうならないための改善方法が2つあります。
- サポーターの使用は、最小限度にとどめる
- サポーターをしている箇所を重点的にトレーニングする
サポーターは、サッカーをする時に必ず装着しなければいけないわけではありません。
痛みや違和感がある箇所に装着します。
医者や専門家に相談してから装着を検討するのが望ましいです。
個人の判断で安易に使用すると、デメリットで紹介したように怪我をしやすくなります。
また、サポーターの使用頻度が高いほど、装着した箇所の筋肉量は落ちていきます。
足首ならトレーニングチューブ、膝ならスクワットなどで筋肉量が落ちないようにトレーニングしましょう。
まとめ
サポーターには、デメリットとメリットがあることが分かりました。
本当にサポーターが必要かどうかは、子どもの状態によって異なります。
医者や専門家の意見を聞き、判断するようにしてください。
サポーターと上手に付き合い、子どもが怪我することのないサッカー人生を応援していきましょう。