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サッカーの審判資格はどうやって取得する?階級でできることが違う!? 

日本でサッカーの監督になるためにはS級ライセンスといった資格が必要であることは多くの人が知っていると思いますが、審判の資格も取得しなければ、Jリーグなどの試合で笛を吹くことはできません。 

しかし、多くの人はどのようにサッカーの審判資格を取得するのか知らない人も多いのではないでしょうか。 

また、SNSの普及やVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入などで、これまで以上に審判にスポットライトが当たるようになってきました。 

そこで今回は、サッカーの審判資格の取り方や階級による権限の違いなどを詳しく紹介していきたいと思います。 

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サッカーの審判資格は4級から1級まである 

サッカーの審判資格には4級から1級まであり、階級に応じて、副審や主審、レベルの高い試合で笛を吹くことができます。 

4級が1番優しく、1級の難易度が1番難しいですが、Jリーグなどのプロの試合で主審を務めることができるレベルです。 

サッカーの審判資格は階級に応じて、試験のレベルや受けられる条件なども変わってくるので、受験要項などを事前に確認しておきましょう。 

サッカーの審判資格取得方法は? 

サッカーの審判資格を取得するためには、決められた手順に沿って合格していかなければなりません。 

サッカーの審判になるためには、まずサッカー協会に登録する必要があり、その後、サッカー協会が開催している各都道府県の講習会に参加する必要があります。 

サッカーの審判資格は各階級に応じて、取得条件が異なるので、1つずつ詳しく見ていきましょう。 

9地域・47都道府県サッカー協会を確認する

4級の取得方法 

4級のサッカーの審判資格を取得するには、上記でも説明したようにサッカー協会に登録し、対象の講習を受ける必要があります。 

4級のサッカーの審判の場合は、健康である12歳以上であれば誰でも受けることができ、講習を終えると4級審判員になることができるようです。 

4級審判員の講習では、サッカーの基本ルールと行ったことを勉強するため、サッカーを全く知らない人でも問題ありません。 

3級の取得方法 

3級審判員になるためには、4級審判員であることが必須条件となります。 

3級審判員になるためには、年齢が15歳以上、4級審判員になってから6ヶ月以上が経過していること、主審か副審を15試合担当したことがあることなどが条件です。 

また、3級審判員になるには、主審の経験が8試合以上、副審は5試合以上と定められています。 

3級審判員の試験内容はペーパーテストに加えて、体力テストも行われるようです。 

3級審判員のペーパーテストは4級審判員の試験よりも、難易度は上がっていますし、走力が求められる3級審判員では、ダッシュ&ジョックなどを行ない、様々な方法で参加者の体力を測定していきます。 

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2級の取得方法 

2級にもなれば、これまでよりもレベルの高い試合で審判をすることができますが、その分、高い能力が必要です。 

2級審判になるためには、まず、各地域のサッカー協会が開催してる2級の講習会に参加すること、3級審判員になってから2年以上経過していることに加えて、一定以上の経験があり、都道府県のサッカー協会から推薦があった人が受験資格となります。 

2級審判員の講習では1次試験と2次試験があり、1次試験では体力テストとペーパーテストが行われ、通過した人が2次試験で審判に関わる実技審査を受けます。 

これらの試験に合格した人のみが2級審判員になることができるのです。 

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1級の取得方法 

1級審判員になることができる人は、2級審判員とサッカー女子1級審判員の資格を持っている人だけになります。 

1級審判員になるためには、日本サッカー協会が開催している1級審判員認定審査会に合格する必要があり、これまで以上に難しい試験です。 

1級審判員の受験資格は、34歳以下であること、2級審判員になってから2年以上経過していて、一定以上の経験があり、地域のサッカー協会の推薦も必要となってきます。 

1級審判員の試験は2級審判員の試験と同じように、体力テスト、ペーパーテスト、実技審査を1年くらいの時間をかけて審査が行われ、人間性なども確認されるそうです。 

JFA公式サイトで確認する

審判に必要な道具はこちらから確認できるので、チェックしておきましょう。 

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サッカー・各階級の審判はどんな試合を担当している? 

サッカーの審判は4級から1級と階級があるため、どの試合をどの階級の審判が担当するか決められています。 

より高いレベルのサッカーの試合を担当するとなると、サッカーの知識、体力、判断力が求められるので、サッカーの1級審判員を目指している人は日々、勉強と体力を付けておくことが重要です。 

それでは各階級の審判がどのレベルの試合を担当しているのか、詳しく見ていきましょう。 

4級の担当試合 

まず、4級審判員は各都道府県のサッカー協会に加入している下部組織の試合であれば、審判をすることができます。 

しかし、4級審判員は各都道府県のサッカー協会が主催するレベルの試合では、審判をすることができず、全国大会などの試合も担当することはできません。 

また、4級審判員であれば、学校の部活動の試合や練習試合、紅白戦といった試合であれば、主審や副審を担当することができます。 

3級の担当試合 

3級審判員は4級審判員よりも資格取得方法が難しく、条件も付いているため、より高いレベルの試合を担当することができます。 

3級審判員は各都道府県のサッカー協会が開催しているサッカーの試合や中学校、高校などの部活動の予選や全国大会の試合を担当することができるので、なるべく早く取得するようにしましょう。

 2級の担当試合 

多くの経験と実技試験を突破することでなることができる2級審判員は、都道府県のサッカー協会よりも上の団体である各地域のサッカー協会が開催しているサッカーの試合を担当することができます。 

2級審判員が担当する「地域リーグ」は「J1」、「J2」、「J3」、「JFL」に次ぐ、アマチュアリーグで2番目にレベルが高いリーグです。 

地域リーグは「北海道」、「東北」、「関東」、「北信越」、「東海」、「関西」、「中国」、「四国」、「九州」の9つに分類されます。 

1級の担当試合 

国内で最もレベルの高い試合を審判することができるのが、1級審判員です。 

1級審判員が担当する試合は、国内のトップリーグである「J1」や下部リーグである「J2」、「J3」、アマチュアトップリーグの「JFL」を担当することができます。 

1級審判員はプロの試合を担当することもあるので、能力だけではなく、責任感や人間性といった内面も必要です。 

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まとめ 

今回は国内でサッカーの審判になる方法や担当することができる試合などについて紹介してきました。 

サッカーの審判は4級から1級と階級が分けられていて、階級に応じて担当することができる試合は変わってきます。 

サッカーの審判になるためには、サッカー協会に登録し、講習会を経て、審判として経験を積むことで、ステップアップをすることができるので、興味がある人はサッカー協会の公式ホームページなどを確認しておきましょう。 

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