2026年ワールドカップ日本代表メンバー26人|全試合結果と大会総括

2026年6月から7月にかけて、アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国でFIFAワールドカップ2026が開催されました。

「最高の景色」を目標に大会へ臨んだ日本代表は、オランダ、チュニジア、スウェーデンと同じグループFに入りました。

グループステージでは1勝2分けの勝ち点5を獲得。無敗でグループ2位となり、48チーム制で新設されたラウンド32へ進出しました。

しかし、ラウンド32では優勝候補のブラジルと対戦。佐野海舟のゴールで先制したものの、後半に逆転を許して1-2で敗れました。

目標としていた世界一や過去最高成績には届きませんでしたが、強豪オランダと引き分け、チュニジアから4得点を奪い、ブラジルを最後まで追い詰めた戦いには大きな手応えも残りました。

この記事では、2026年ワールドカップを戦った日本代表メンバー26人、全4試合の結果と得点者、主力選手、大会で見えた強みと課題をまとめます。

※所属クラブと背番号は大会当時のJFA発表に基づいています。

2026年ワールドカップの日本代表はラウンド32で敗退

日本代表の2026年ワールドカップ成績は、ラウンド32敗退でした。

項目日本代表の成績
監督森保一
グループグループF
対戦国オランダ、チュニジア、スウェーデン
グループ順位2位
グループ成績1勝2分け・勝ち点5
ラウンド32ブラジルに1-2で敗戦
大会通算1勝2分け1敗
総得点・総失点8得点・5失点

日本はグループステージを無敗で突破しました。

初戦でオランダに2度リードされながら追いつき、第2戦ではチュニジアに4-0で快勝。スウェーデンとの最終戦も1-1で引き分け、勝ち点5を獲得しました。

一方、決勝トーナメントでは5度目となる初戦突破への挑戦も実りませんでした。ブラジルを相手に先制しながら、後半に押し込まれて逆転を許した試合は、日本が世界のトップとの差を縮めていることと、まだ埋めるべき差が残っていることの両方を示した一戦だったといえます。

2026年ワールドカップ日本代表メンバー26人

大会を戦った日本代表の最終メンバーは以下の26人です。

当初は遠藤航が選出されていましたが、6月12日に離脱。町野修斗が背番号6で追加招集されました。

GK

背番号選手所属クラブ
1鈴木彩艶パルマ・カルチョ/イタリア
12大迫敬介サンフレッチェ広島
23早川友基鹿島アントラーズ

DF

背番号選手所属クラブ
2菅原由勢ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ
3谷口彰悟シントトロイデンVV/ベルギー
4板倉滉アヤックス/オランダ
5長友佑都FC東京
16渡辺剛フェイエノールト/オランダ
20瀬古歩夢ル・アーヴルAC/フランス
21伊藤洋輝バイエルン・ミュンヘン/ドイツ
22冨安健洋アヤックス/オランダ
25鈴木淳之介FCコペンハーゲン/デンマーク

MF/FW

背番号選手所属クラブ
6町野修斗ボルシア・メンヘングラートバッハ/ドイツ
7田中碧リーズ・ユナイテッド/イングランド
8久保建英レアル・ソシエダード/スペイン
9後藤啓介SCフライブルク/ドイツ
10堂安律アイントラハト・フランクフルト/ドイツ
11前田大然セルティック/スコットランド
13中村敬斗スタッド・ランス/フランス
14伊東純也KRCゲンク/ベルギー
15鎌田大地クリスタル・パレス/イングランド
17鈴木唯人SCフライブルク/ドイツ
18上田綺世フェイエノールト/オランダ
19小川航基NECナイメヘン/オランダ
24佐野海舟マインツ05/ドイツ
26塩貝健人VfLヴォルフスブルク/ドイツ

メンバーを見ると、欧州クラブでプレーする選手が中心です。

早川友基や長友佑都などJリーグ所属選手も入りましたが、多くの選手が日常的に欧州の強度やスピードを経験している点は、日本代表の大きな土台になりました。

また、長友は5大会連続のワールドカップ出場。後藤啓介、塩貝健人、鈴木淳之介など、次回大会でも中心になる可能性を持つ若い選手が選ばれたことも特徴です。

公式メンバーはJFA「FIFAワールドカップ2026 招集メンバー」で確認できます。

日本代表の全試合結果と得点者

日本代表はグループステージ3試合とラウンド32の合計4試合を戦いました。

日本時間対戦カード結果日本の得点者
6月15日 5:00日本対オランダ2-2中村敬斗、鎌田大地
6月21日 13:00日本対チュニジア4-0鎌田大地、上田綺世2、伊東純也
6月26日 8:00日本対スウェーデン1-1前田大然
6月30日 2:00日本対ブラジル1-2佐野海舟

4試合で8得点を記録し、得点者は6人に分散しました。

上田綺世と鎌田大地が2得点ずつを挙げ、中村敬斗、伊東純也、前田大然、佐野海舟もゴールを記録しています。

グループステージ第1戦:日本2-2オランダ

大会初戦の相手は、グループ最大の強敵と見られていたオランダでした。

日本は3-4-2-1を採用。前半を0-0で終えましたが、後半50分にフィルジル・ファンダイクのヘディングで先制を許します。

それでも57分、久保建英から左サイドへ展開されたボールを中村敬斗が右足で決めて同点。64分に再び勝ち越されましたが、87分に伊東純也のコーナーキックから鎌田大地がゴールを決め、2-2に追いつきました。

2度リードされながらも敗れなかった点は、日本代表の粘り強さを示しています。大会初戦で強豪から勝ち点1を獲得できたことが、その後のグループ突破につながりました。

試合の詳細:JFAオランダ戦マッチレポート

グループステージ第2戦:日本4-0チュニジア

チュニジア戦は、日本代表の攻撃力が最も発揮された試合でした。

開始4分に鎌田大地が先制。31分には上田綺世がペナルティーエリア右からゴール左隅へ決め、前半で2点をリードします。

後半69分には上田のフリックから伊東純也が抜け出して3点目。83分には佐野海舟のクロスを上田がヘディングで決め、4-0としました。

上田は2得点1アシストの活躍。日本にとってワールドカップ1試合4得点は大会史上最多となりました。

さらに、この試合はワールドカップ通算1,000試合目という記念の一戦でした。記録に残る試合で、攻撃と守備の両面において完成度の高い内容を見せています。

試合の詳細:JFAチュニジア戦マッチレポート

グループステージ第3戦:日本1-1スウェーデン

1勝1分けで迎えたスウェーデン戦は、引き分け以上でグループ突破が決まる重要な一戦でした。

日本は56分、堂安律と上田綺世の連係から最後は前田大然が抜け出し、冷静に先制点を決めます。

しかし、62分にアンソニー・エランガのゴールで追いつかれました。その後はスウェーデンのロングボールやセットプレーに苦しみましたが、GK鈴木彩艶が好セーブを連発。1-1のまま試合を終えました。

この結果、日本は1勝2分けの勝ち点5でグループFの2位となり、ラウンド32進出を決めています。

試合の詳細:JFAスウェーデン戦マッチレポート

ラウンド32:日本1-2ブラジル

ラウンド32では、ワールドカップ優勝5回のブラジルと対戦しました。

日本は守備から素早く攻撃へ移る狙いを徹底。29分、佐野海舟が相手の横パスを奪い、そのままドリブルで前進して右足を振り抜き、先制点を奪いました。

前半を1-0で終えたものの、後半はブラジルが攻撃を修正。56分にカゼミーロのヘディングで同点とされます。

日本は交代選手を投入しながら耐えましたが、後半アディショナルタイムにガブリエウ・マルティネッリに逆転ゴールを許し、1-2で敗れました。

世界トップクラスの相手に先制し、試合終了間際まで勝利の可能性を残したことは前進です。一方、相手が圧力を強めた時間帯にボールを前へ運べず、防戦一方になった点は2030年へ向けた課題となりました。

試合の詳細:JFAブラジル戦マッチレポート

ブラジル戦で採用された日本代表の布陣

日本は大会を通じて3-4-2-1を基本に戦いました。

ラウンド32のブラジル戦で先発した11人は以下の通りです。

ポジション選手
GK鈴木彩艶
3バック冨安健洋、谷口彰悟、伊藤洋輝
ボランチ佐野海舟、鎌田大地
右ウイングバック堂安律
左ウイングバック中村敬斗
2シャドー伊東純也、前田大然
1トップ上田綺世

守備時には5バックに近い形を作り、ボールを奪ったらウイングバックや前線のスピードを使って攻める狙いでした。

佐野の先制点も、中盤でボールを奪って素早く攻撃へ移ったことで生まれています。

ただし、ブラジルがサイドを広く使い、センターバックやボランチを前進させた後半は、日本の守備位置が下がりました。ボールを奪った後に前線まで運ぶ方法を増やすことが、今後の強豪国対策では重要になります。

2026年ワールドカップで活躍した日本代表選手

上田綺世

上田綺世はチュニジア戦で2得点1アシストを記録しました。

ペナルティーエリア内での決定力だけでなく、前線から下がってパスを受け、伊東純也のゴールを生み出したプレーも高く評価できます。

スウェーデン戦でも堂安律とのパス交換から前田大然の先制点に関与。得点だけではなく、攻撃の起点としても存在感を示しました。

鎌田大地

鎌田大地はオランダ戦とチュニジア戦で合計2得点を記録しました。

ボランチとシャドーの両方で起用され、相手や試合展開に合わせて役割を変えられる点が大きな強みです。

遠藤航が大会直前に離脱した中、チームの中央で攻守をつなぐ重要な役割を担いました。

佐野海舟

佐野海舟は中盤でのボール奪取と運動量でチームを支えました。

ブラジル戦では相手のパスを読み切ってボールを奪い、自らドリブルで運んで先制ゴール。世界的な強豪を相手に、自分の持ち味を結果へつなげました。

ボールを奪うだけでなく、奪った後に前へ進める能力は、今後の日本代表でも大きな武器になるでしょう。

鈴木彩艶

全4試合でゴールを守った鈴木彩艶も欠かせない存在でした。

特にスウェーデン戦では、終盤のロングボールやセットプレーから生まれたピンチを好セーブで防ぎ、グループ突破に必要な勝ち点1をもたらしました。

足元の技術やロングキックに加え、世界トップレベルのシュートに対応できる身体能力を示しています。

日本代表が2026年大会で見せた3つの強み

強豪国を相手に崩れない粘り強さ

オランダ戦では2度リードされながら追いつき、ブラジル戦では終了間際まで互角のスコアを維持しました。

カタール大会でドイツとスペインに逆転勝利した経験もあり、日本は強豪国を必要以上に恐れず戦えるチームになっています。

複数の選手が得点できる攻撃力

日本の8得点は6選手によって記録されました。

1人のエースだけに依存せず、センターフォワード、シャドー、ウイングバック、ボランチから得点が生まれた点は大きな強みです。

セットプレー、カウンター、サイド攻撃、中央での連係と、得点パターンにも幅がありました。

選手を入れ替えても戦える層の厚さ

オランダ戦からチュニジア戦では先発4人を変更しながら、4-0で勝利しました。

渡辺剛、板倉滉、冨安健洋、瀬古歩夢など、相手に合わせて3バックの組み合わせを変えられた点も特徴です。

遠藤航の離脱という想定外の状況でも、中盤の組み合わせを変えてグループステージを無敗で突破しました。

2030年ワールドカップへ向けて残った課題

リードした後の試合運び

スウェーデン戦とブラジル戦では、日本が先制しながら追いつかれています。

特にブラジル戦では、後半に相手の圧力が強まった際、守備位置が下がり続けました。リードした後も相手陣内でボールを保持し、試合の流れを落ち着かせる時間が必要です。

相手の修正に対する対応力

ブラジルは後半から攻撃の立ち位置を変え、サイドを広く使って日本の守備を押し下げました。

日本も選手交代を行いましたが、流れを取り戻すまでには至りませんでした。試合中に相手が戦い方を変えたとき、ピッチ内で素早く立ち位置やボールの運び方を修正する力が求められます。

世界トップを押し返すボール保持

守備からのカウンターは日本の武器ですが、それだけでは強豪国の攻撃を長時間受けることになります。

ボールを奪った後に慌てて失わず、パスをつないで相手を自陣へ戻すことができれば、守備の負担も減らせます。

世界一を本気で目指すなら、守って耐えるだけではなく、自分たちがボールを持って試合を動かす時間を増やす必要があります。

日本代表選手のクラブでの試合を見る方法

ワールドカップ終了後、日本代表選手はそれぞれの所属クラブで新しいシーズンを戦っています。

久保建英、上田綺世、鎌田大地、堂安律などの試合を継続して見ることで、2030年へ向けた成長も追うことができます。

海外でプレーする日本代表選手の視聴方法は、以下の記事でまとめています。

関連記事:海外日本人選手の試合を視聴する方法|視聴できるサブスク7選

久保建英の所属するレアル・ソシエダードの試合を見たい人はこちらをご覧ください。

関連記事:久保建英・レアル・ソシエダードの試合はどこで見られる?

プレミアリーグやイングランドでプレーする日本人選手を見たい人はこちらです。

関連記事:プレミアリーグはどこで見られる?所属日本人選手も紹介

Jリーグをお得に見る方法はこちらで比較しています。

関連記事:Jリーグを最安値で視聴する方法

2026年ワールドカップ日本代表のよくある質問

日本代表は2026年ワールドカップで何位だった?

日本はグループFを2位で通過し、ラウンド32でブラジルに1-2で敗れました。大会成績は1勝2分け1敗です。

日本代表のワールドカップメンバーは何人?

最終メンバーは26人です。当初選出された遠藤航が6月12日に離脱し、町野修斗が追加招集されました。

日本代表の最多得点者は誰?

上田綺世と鎌田大地が、それぞれ2得点でチーム最多です。上田はチュニジア戦で2得点、鎌田はオランダ戦とチュニジア戦で1得点ずつを記録しました。

日本代表はグループステージで何勝した?

1勝2分けです。チュニジアに4-0で勝利し、オランダとは2-2、スウェーデンとは1-1で引き分けました。

日本代表はなぜブラジルに負けた?

前半は佐野海舟のゴールで先制しましたが、後半にブラジルが攻撃の立ち位置を修正すると、日本の守備が押し下げられました。ボールを奪った後に前へ運べず、56分と後半アディショナルタイムに失点して1-2で逆転負けしました。

まとめ

2026年ワールドカップの日本代表は、1勝2分けでグループFを2位通過しました。

オランダとの2-2、チュニジアへの4-0、スウェーデンとの1-1を経てラウンド32へ進みましたが、ブラジルに1-2で敗れて大会を終えています。

過去最高成績の更新には届かなかったものの、グループステージを無敗で突破し、強豪ブラジルから先制点を奪った戦いは、日本が世界のトップへ近づいていることを示しました。

一方で、リードした後の試合運び、相手の戦術変更への対応、強い圧力を受けた際のボール保持には課題が残りました。

鈴木彩艶、冨安健洋、佐野海舟、久保建英、上田綺世をはじめ、2030年大会でも中心になれる選手は多くいます。後藤啓介や塩貝健人などの若手も含め、所属クラブでどのような成長を見せるのか注目です。

2026年の悔しさを次の4年間へつなげ、日本代表が世界の舞台でさらに上へ進むことを期待しましょう。

参考資料

(情報確認日:2026年8月22日)

最新情報をチェックしよう!