
「バスケ初心者がした方がいい基本の練習にはどんなものがあるかな?」
基本の姿勢が分からなくて動作が遅い、パスがうまく取れないなど初心者のうちはうまくできないことも多いですよね。
そこで、この記事ではバスケ初心者がやるべき練習について紹介します!
・基本の姿勢を意識して練習する
バスケットボールは基本姿勢が大事です。
試合中は相手の動きやボールの行方によってすぐに次の動作に入る必要があります。
そのためにすぐに動ける姿勢をとっておきましょう。
この姿勢をバスケットボールポジションといいます。
基本姿勢のコツ
1.足は肩幅より少し広めにとる
相手選手とぶつかってもバランスを崩さないくらいに広くとっておけるといいです。
2.膝の向きとつま先の向きを合わせて腰を落とす
膝とつま先と肩が一直線になるように構えます。適度に膝を曲げて腰を落としましょう。
3.上半身は起こして目線は前を向く
おへそに重心をかけて目線は真っ直ぐ前を見ましょう。
オフェンスの時はいつボールが回ってくるかわからないので、パスを受け取ったりシュートを決めにいったりしやすい姿勢を維持します。
人によって程度は変わりますが、より腰を落として構えておくと良いでしょう。
ディフェンス時もボールを持っている相手をマークするときはさらに姿勢を低くしてすばやく近距離の相手の動きに対応します。
基本姿勢はすぐに次の動きができることが目的です。
姿勢の形だけでなく、意識の上でも次はどのように動けばいいのかということを常に考えながら構えるようできるといいですね。
本を見て練習しよう!!
・ハンドリング練習でボールの扱いに慣れる
ハンドリングは手元でボールを扱う基本の動作です。
美しいパスやシュートはしっかりとした基礎の元に成り立ちます。
全ての動作の基礎になる部分なので、非常に大事です。
1.フィンガーティップ
フィンガーティップは指先を使ってボールを上下左右に動かす練習です。
バスケットボールは指先でボールを操るのでそれに慣れる必要があります。
コツはボールを見ないこと、両足は肩幅程度に開いて体のバランスや姿勢を保つことです。
慣れてきたら動きをどんどん早くしていきましょう。指先でボールがどのように動いているかわかるようになるといい感じです。
2.ボディサークル
ボディサークルはボールを体の周りで動かす練習です。
落とさないように体の周りでボールを扱うことで、ボールの中心を捉えて操作することが可能になります。
やり方はボールを左右の手に交互に渡しながら体の右左を行き来させます。
このときもボールは見ないで前を見ます。
ボールを見ないで体の周りを行き来させるのは意外と難しいことがわかります。
ボールをこぼさないようにするには芯を捉えて操作する必要があります。
3.エイト
エイトは両足の間を8の字になるようにボールを受け渡す練習方法です。
こちらもボールを見ないで行います。
ボールの受け渡しを姿勢がブレないように行うのがポイントです。
慣れてきたらどんどんスピードを速くしていきましょう。
スピードを速くしても姿勢が崩れないように気をつけてください。
4.クロスキャッチ・前後キャッチ
クロスキャッチは股下でボールを持ち、ボールを離したときに手を前後逆転させる練習方法です。
体の前から手を伸ばしてボールを持っていたなら、体の後ろに手を回してボールをキャッチします。
いかにボールを落とさずに素早く手を動かせるかがポイントです。
前後キャッチは同じように手を離している間にボールの持ち替えをしますが、右手は前、左手は後ろなど左右の手を前後逆にして通します。
姿勢を崩さないように気をつけましょう。
ハンドリングはボールの扱いになれるために行います。
実践でボールを扱う速度に対応するためにも素早く、姿勢良く行って動きに慣れていきましょう。
バスケのポジションについてこのようなお悩みはありませんか? 「そもそもバスケにはどんなポジションがあるの?」 「バスケのポジションごとの役割の違いは?」 バスケには5つのポジションがあり[…]
スピード感があり、観戦してもプレイしても楽しいバスケットボール。 ルールが複雑で難しいと思われがちなバスケですが、覚えてしまえば簡単です。 ルールをしっかり覚え、楽しくバスケをプレイしましょう。 バスケは圧倒的な[…]
・ボールを正しくキャッチする
続いてはボールの正しいキャッチの仕方です。
ゲーム中は味方からのパスを落とさないように受け取り、かつすぐに次の動作に入れるような取り方をする必要があります。
ちゃんと正しい取り方をしないとボールをこぼしてしまいますので、正しく取れるようになっておきましょう。
1.体の前面で親指と人差し指で三角形をつくる
パスを取る時は胸の前で親指と人差し指を広げて三角形を作りましょう。
その三角形の間にボールを入れるようにパスを受けます。
腕を前に出して胸と手の間に空間を作り衝撃を吸収できる場所を確保しましょう。
2.ボールを取るときに手を引いて衝撃を吸収する
ボールを取るときに自分から迎えにいったりそのまま取ろうとするとボールの衝撃が強くてボールをこぼしてしまう可能性があります。
ボールを取るときに手を引いて衝撃を吸収するとボールの勢いに負けることなく受け取れます。
肘を引く感覚で受け取ると上手く取れます。
正しくキャッチできるようになると片手でもボールを取れるようになるので、この感覚を掴むと動きの幅が広がります。

・まとめ
この記事では、
・基本姿勢のコツ
・ハンドリングでボールの扱いに慣れること
・ボールの正しいキャッチの仕方
を解説しました。
初心者でも上記のコツを意識して練習すれば、徐々に上手くなっていずれはレギュラーで活躍することも可能です。
正しい方向性で日々努力することが結果を出すのには必要です。正しい練習のコツを掴んで効率よく上達するようにしましょう。