「いろいろなダイエット方法を試したけど続かない」
「食事制限をするダイエットはきつい」と感じてダイエットを諦めてしまったことはないでしょうか。
できることなら「楽して痩せたい」と、誰もが持続しやすいダイエット方法を探しているはずですね。ほとんどのダイエット方法は食事制限が基本なので、つらくて挫折してしまう人も多いでしょう。
そんな中、ダイエットの当たり前を塗り替える可能性がある方法が話題になっています。
その方法とは「コンビニおにぎりダイエット」。
コンビニおにぎりを中心とした食事を続け、体質改善によって痩せるダイエットです。
今回は、ダイエットに良くないとされる炭水化物「おにぎり」がなぜダイエットに効果的なのか、なぜコンビニなのか解説していきます。
今までにさまざまなダイエット方法を試したけど上手くいかなかった、という人はぜひ参考にご覧ください。
ダイエットの常識を覆す?!おにぎりでダイエットができるのは本当?
「コンビニのおにぎりで痩せられるわけがない」と誰もが思うのではないでしょうか。
炭水化物は糖質が多く、食べたら太るというのが一般的な認識。おにぎりはもちろん炭水化物なので痩せるわけがないと感じてしまいますね。
しかし、主食としての米は麺類やパンと比べてダイエット向きな食品と言えます。
米をはじめとした、麺やパンなどの主食とは「食べてすぐエネルギーとして使うことができる」糖質を多く含んだ食品のことを指します。
麺やパンなどの主食は、糖質はもちろん、加工の段階で塩やバターなどの油を加え作られますが、米は水を加えるだけ。
総合的に見てみると意外とカロリーが低く、必要な栄養素をしっかりと含んだ食品なのです。
ちなみに、100gあたりの糖質量は食パンが44gに対し米は37gと数字で見ても極端に高くないことが伺えます。
ダイエット中の食事といえば、低カロリーの食材を使った自炊、もしくは市販のダイエット食を思い浮かべる人が大半です。
しかし、同時に食べるものを間違えなければお米を食べながらのダイエットも十分に可能です。
コンビニのおにぎりがダイエットに向いている理由
今回のテーマである「コンビニおにぎりダイエット」。
おにぎりの中でも「コンビニ」のおにぎりがダイエット向きなのはなぜでしょうか。
大きな理由として、おにぎりに含まれる成分がコンビニ製品では効率的に接種できる点が挙げられます。ここからは、ダイエットに最適な理由について詳しく解説していきます。
新たなダイエット方法を探している人はぜひ参考にしてください。
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冷めたご飯に含まれる成分がダイエットに最適
ダイエットに最適な理由としては、おにぎりに含まれているでんぷん、「レジスタントスターチ」にあります。レジスタントスターチとは消化されないでんぷんのこと。
レジスタントスターチは以下のような働きをするとされています。
・血糖値の上昇をゆるやかにする
・糖質、脂質の吸収を抑える
・満腹感を感じやすい
温かい米にもでんぷんであるレジスタントスターチは含まれています。
しかし、ご飯が温かい状態から冷めていく過程ででんぷんがレジスタントスターチに変わっていくので、冷めたご飯だとより効率的に接種ができるのです。
つまり、コンビニおにぎりがダイエットに最適な理由は「冷めたご飯」だから。
おにぎりは冷蔵ケースで、冷めた状態で販売されていますね。
最初から冷めた状態なので、購入してすぐに食べることができるお手軽さも向いている理由です。
レジスタントスターチを効率的に摂りたいのなら、コンビニおにぎりを積極的に取り入れることをおすすめします。
空腹によるストレスを感じにくい
ダイエットが続けられない原因の一つとして、空腹によるストレスがあげられます。
無理な食事制限をしてしまうと、イライラを感じ、続けるのが苦痛になってしまいますね。
実は、そんな時こそ活用したい食品がコンビニおにぎり。
おにぎりは麺類やパンと比べて「腹持ちがいい」と知られています。
その理由としては、レジスタントスターチが消化されにくく、腸内に長くとどまってくれる点にあるでしょう。
また、レジスタントスターチによる血糖値の緩やかな上昇作用も効果的です。
食後の血糖値の緩やかな上昇は、インスリンの分泌を抑え、脂肪の合成を防ぎます。
上手におにぎりを活用して、満腹感が持続すれば、空腹時によるストレスや食べすぎを回避することができます。ストレスを上手にコントロールすることがダイエット成功への第一歩です。
コンビニおにぎりダイエットの注意点
注意したい点は、コンビニおにぎりはダイエットに効果的ではありますが、万能ではありません。
単純にコンビニのおにぎりを食べるだけでは、失敗する可能性が高いです。
失敗しないためには、次の2つのことに注意して、ダイエットを始めましょう。
どんなおにぎりでもいい訳ではない!カロリー・糖質を把握しよう
コンビニには、たくさんの種類のおにぎりが販売されています。
ダイエットに適しているおにぎりの具材をみていきましょう。
おにぎりの具材を選ぶときに最も重要なのは、カロリーと糖質です。
定番おにぎりの具材を比較してみました。
おにぎりの具 | カロリー | 糖質 |
紅しゃけ | 188kcal | 0.9kg |
ツナマヨネーズ | 238kcal | 1.0kg |
日高昆布 | 179kcal | 0.8kg |
辛子明太子 | 173kcal | 1.0kg |
紀州南高梅 | 164kcal | 1.2kg |
人気のツナマヨネーズはマヨネーズの油分が多いため、カロリー・糖質ともに高く、ダイエットに適しているとは言えません。
1回だけであれば気にすることのない量ですが、毎日食べ続けることを考えると避けるべきです。
ダイエット中はできるだけカロリーと糖質が低い、日高昆布や辛子明太子を選びましょう。
食べる時間と量に気を配ろう
就寝2時間前には「何も食べない」ことがポイントです。
胃の中のおにぎりを消化するには約2時間かかります。
食べてすぐに寝てしまうと、消化不良を起こしやすく、脂肪に吸収されてしまいます。
つまり、就寝前の飲食は肥満のもとになるので避けましょう。
朝と昼は食べても太りにくい時間と言われています。
特に昼は脂肪蓄積の司令塔である、ビーマルワン(タンパク質の1種)の働きが低下しているため、1日の中で最も食べても太りにくい時間です。
ですが、だからといって食べ過ぎてしまうと肥満のもとになってしまいます。
食べる時間帯と量をしっかり守って、ダイエットを成功させましょう。
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コンビニおにぎりダイエットのやり方
コンビニおにぎりダイエットのやり方は1日2合(640g)のおにぎりを食べるだけと、とても簡単です。コンビニおにぎりの米の量は、約100gなので1日で6個食べる計算になります。
ただし、コンビニおにぎりを食べるだけのシンプルな方法ではありますが、次のことを守って実践してください。
・おにぎりは温めない(冷めたごはんを食べる)
・おかずはサラダなど野菜をメインとする(肉や魚は避ける)
・水分は水または、お茶に統一する(糖質の多い果物、ジュースは避ける)
・みそ汁やスープなどの汁物の具材は野菜のみにする
できれば体内環境が改善し、脂肪が燃焼しやすくなる3週間を目安に続けてみましょう。
コンビニおにぎりはダイエットに向く食品!運動とあわせて健康的に痩せよう
おにぎりダイエットのお手軽さをご紹介しましたが、毎日の運動を合わせると、より効果を期待できます。
毎日の運動なんて「めんどくさくて続かない」と思ったかもしれませんが、たった15分程のウォーキングだけでも大丈夫です。
ポイントは「15分間」「上半身を動かしてウォーキングする」こと。駅までの通勤、犬の散歩など、ながらウォーキングならば毎日続けられることでしょう。日常の歩行がウォーキングに進化することが理想的です。
ウォーキングをあわせたダイエットを始めてから、1週間ほどで十分に変化を感じることができますよ。おにぎりダイエットを成功させるために、運動とあわせて健康的に痩せましょう。
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