バスケのポジションについてこのようなお悩みはありませんか?
「そもそもバスケにはどんなポジションがあるの?」
「バスケのポジションごとの役割の違いは?」
バスケには5つのポジションがありますが、それぞれの役割は大きく異なりますので、自分の性格などを考慮してポジション選びをする必要があります。
しかし、実際にバスケにはどのようなポジションがあり、どんな役割を果たしているのかが分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、本記事ではバスケのポジションとその役割についてご紹介していきます。
バスケにはどんなポジションがある?
バスケットボールは、1チーム5人のフィールドプレイヤーでプレイする競技となっており、下記の5つのポジションに分けることができます。
・ポイントガード(PG)
・シューティングガード(SG)
・スモールフォワード(SF)
・パワーフォワード(PF)
・センター(C)
記事の後半でご紹介しますが、バスケではポジションごとに与えられる役割が大きく異なりますので、得意なプレーや身長などのストロングポイントを活かしたポジション選びをすることが多いです。
バスケのポジションには番号が振り分けられている
サッカーや野球などさまざまなスポーツで背番号が付けられますが、実はバスケでは背番号のほかにもポジションに番号が付けられています。
ポジションに振り分けられている番号は下記の通りです。
・ポイントガード(PG)→1番
・シューティングガード(SG)→2番
・スモールフォワード(SF)→3番
・パワーフォワード(PF)→4番
・センター(C)→5番
このようにポジションには番号が振り分けられており、これは背番号の番号とは異なります。
バスケのチームに入るとポジションのことを正式名称では呼ばずに、「1番でプレイできる?」「〇〇君は3番でプレイしよう」などと言われる場合も多いので、ポジションごとに振り分けられている番号を覚えておきましょう。
アウトサイドとインサイドとは?
先ほどもお伝えした通りバスケには5つのポジションがありますが、これを「アウトサイド」と「インサイド」の2つにさらに分けることができるのです。
アウトサイドとインサイドについて詳しくご紹介していきます。
1.アウトサイドとは?
アウトサイドとは、コートの中でも相手ゴールのスリーポイントラインの外側でのことを指します。
つまり、アウトサイドでプレイするポジションは「ポイントガード」・「シューティングガード」・「スモールフォワード」の3つですので、これらのポジションのことを「アウトサイド」と呼ぶこともあるのです。
2.インサイドとは?
インサイドとは、スリーポイントラインの中でも、四角く囲われている「ペイントエリア」や相手のゴール下のことを指します。
つまり、インサイトでプレイするポジションは「パワーフォワード」と「センター」の2つですので、これらのポジションのことを「インサイド」と呼ぶこともあるのです。
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それぞれのポジションの役割を解説
ここでは、先ほどもお伝えした下記の5つのポジションの役割についてご紹介していきます。
試合中などには、選手の動きなどを決めて得点を奪いにいく「フォーメーション」と呼ばれる戦術がありますが、基本的にはここで紹介する役割が基本となりますので、まずは抑えてみてください。
それでは、それぞれのポジションの役割についてみていきましょう。
・ポイントガード(PG)
・シューティングガード(SG)
・スモールフォワード(SF)
・パワーフォワード(PF)
・センター(C)
1.ポイントガード(PG)の役割
「ポイントガード(PG)」は、得点を奪うために自陣からボール運びをしながら試合を組み立てたり、攻守でチームメイトに素早く指示を出すポジションです。
このように、チームに指示を出したり試合をコントロールすることから「コート上の監督」や「チームの司令塔」などと呼ばれることもあるくらい大切なポジションになります。
自分が試合をしている中でも常に冷静な判断でゲームの状況や相手の動きを見極めるだけではなく、チームメイトから信頼される高いリーダーシップが必要です。
2.シューティングガード(SG)の役割
「シューティングガード(SG)」は、アウトサイドのポジションの中でも攻撃的で、スリーポイントシュートや相手ディフェンスをドリブルで切り裂いていく「ドライブ」などを積極的に仕掛けるポジションです。
シュートが得意な選手がシューティングガードを務めることが多く、世界的スターであるマイケルジョーダン選手やコービー・ブライアント選手などもこのポジションでプレーをしていました。
3.スモールフォワード(SF)の役割
「スモールフォワード(SF)」は、アウトサイドのポジションながらゴール下にも攻撃参加するオールラウンダーな役割が求められるポジションです。
このポジションを務める選手は、シューティングガードやパワーフォワードもできる選手が多く、幅広いプレイをすることができます。
4.パワーフォワード(PF)の役割
「パワーフォワード(PF)」は、主にペイントエリアでプレイをして、味方の打ったシュートの跳ね返りを奪う「リバウンド争い」などをしたり、ポストプレイをすることが求められるポジションです。
状況に応じてアウトサイドでもプレイすることもありますので、賢い選手が多いことも特徴になります。
5.センター(C)の役割
「センター(C)」は、リバウンド争いや相手陣内でのディフェンス、ポストプレーなど、主にインサイドでプレイをするポジションです。
チームの中でもっとも身長の高い選手が起用されることが多く、得点力だけではなくフィジカルの強さも重要になります。
バスケのポジションによって背番号は決められている?
先ほどもお伝えした通り、バスケのポジションには番号が付けられていますが、それとは別に背番号も付けられます。
この背番号は、かならずしもポジション番号と一致している必要はなく自由に決めることが可能です。
ポジション別に付けられる背番号は下記の通りです。
・ポイントガード(PG)→4・5
・シューティングガード(SG)→6
・スモールフォワード(SF)→7
・パワーフォワード(PF)→8
・センター(C)→4・5
・控えの選手→9以降
このように、4番以降の数字が背番号に振り分けられ、1番〜3番は使用できないことがFIBA(国際バスケットボール連盟)が定めるルールで決められています。
というのも、バスケではペイントエリア内で3秒以上攻撃をしてはいけないというルールがあり、この3秒のカウントと混同されないように、背番号では1番〜3番の使用が禁止されているのです。
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まとめ
本記事では、バスケのポジションとその役割についてご紹介していきました。
今回ご紹介したバスケのポジションをまとめると下記の表の通りとなります。
|
ポジション名 |
略称 |
ポジション番号 |
アウトサイド
|
ポイントガード |
PG |
1番 |
シューティングガード |
SG |
2番 |
|
スモールフォワード |
SF |
3番 |
|
インサイド |
パワーフォワード |
PF |
4番 |
センター |
C |
5番 |
このように、バスケには5つのポジションがあり、それぞれの役割は大きく異なりますので、バスケを始めるときは慎重にポジションを決めることが大切になります。
ぜひ本記事を参考にしてバスケのポジションの役割を理解してピッタリのポジションを見つけてみてくださいね。