2021年に開催された「東京オリンピック2020」では、数多くの日本のメダリストが誕生いたしました。
そんななか、注目を集めた競技の一つが卓球です。
男子も女子も中国を相手に素晴らしい試合をみせ、合計4つのメダルを獲得。
この大会によってより一層競技として注目を浴びています。
そんななか、オリンピックやパラリンピックを見ていて、「あの選手とこの選手の戦術は違いがある」といったことが気になった方はいらっしゃらないでしょうか。
ということでこの記事では、水谷隼選手と伊藤美誠選手について、それぞれの戦術をはじめ、年収などといった部分も紹介していきます。
「【水谷隼選手】戦術や年収の情報をまとめ」
やはり日本の卓球を語る際に欠かせない存在なのが、水谷隼選手。
今では引退されてしまいましたが、日本の卓球界に大きな変化をもたらした方と言っても過言ではないですね。
そんな水谷選手について、戦術や推定年収といった気になる情報をまとめます。
「|戦術|「ナックルフリック」という打ち方で相手選手を翻弄していた」
実は水谷選手、「ナックルフリック」というボールで相手選手を翻弄していました。
通常通りの打ち方であればボールには前回転がかかるので、相手はラケットにあてることさえできれば打ち返すことができます。
しかし「ナックルフリック」の場合、無回転状態でボールを打つこととなるので、通常の場合にはかかっているはずの前回転がかかっていない状態です。
それにより、前回転がかかっている際には返せた打ち方でも、無回転になると返せなくなります。
少し複雑な話ですが、要は「回転していないボールを相手に打たせるため、相手が返球できなくなる」ということ。
また水谷選手の場合にはこの「ナックルフリック」を「飛びつき」というテクニックと重ねて使用していました。
「飛びつき」というのは、通常移動する際に足が交差しないようにするのに対し、交差させることでより早くボールに追いつくようにするというものです。
これにより、よりボールに素早く反応できるということ。
なかなか足の動きというところまで見ている素人はいないかと思いますが、卓球の選手というのはそういった緻密な戦術で一つ一つのポイントを獲得しているわけです。
「|年収|水谷選手の推定年収はどれくらい?」
他人の年収となると探るのに罪悪感もあるような気もしますが、それでも「卓球選手ってどれくらいの額なんだろう」と想像してしまいますよね。
実際に調査してみると、「推定1億円」という数字が出てきました。
ネット上では「本人が貯金も1億円を超えていると発言していた」という情報も出ていますから、やはり卓球選手というのも夢のある世界なのでしょう。
とはいえ水谷選手は卓球界のなかでもトップクラスの選手ですから、ここまで稼いでいる卓球選手はなかなかいないかもしれませんね。
「【伊藤美誠選手】戦術や年収の情報をまとめ」
お次は伊藤美誠選手。
女子卓球界を代表する選手ですから、真似したいという方も多くいらっしゃるでしょう。
伊藤選手についても、戦術と推定年収を紹介していきます。
「|戦術|相手に時間を与えないスピード感が強み」
「美誠パンチ」という言葉があるほど、伊藤選手のバックハンドは強烈です。
バックハンドを返す速度、それに加えて打つタイミングも速いため、とにかく相手選手は反応することで精一杯になります。
そのバックハンドに対応できるように相手選手は台から距離をとって構えますが、そうすると今度、伊藤選手はフォアハンドでのスマッシュを狙うことができます。
相手選手が台から距離をとるということはそれだけ伊藤選手にスマッシュするための準備時間を与えるということにもなりますから、いずれ「台と距離をとる」という対策は伊藤選手に通用しないわけです。
八方塞がりのような戦術を取り入れている伊藤選手、簡単に真似できるものではありませんが、少しでも習得できたら相手を翻弄できるかもしれません。
「|年収|伊藤選手の推定年収はどれくらい?」
ここからは伊藤選手の推定年収についてのお話。
もちろん伊藤選手に直接聞いたわけではないので“推定”ということにはなってしまいますが、ネット上では「1億円程度」といった見解が見られました。
様々な大会で成績を残していますからそれだけの賞金もありますし、それに加えてスポンサー料も大きなものになっていると考えられます。
1億円とはいかなくても、数千万円単位での年収はあるのではないかと予測できます。
「まとめ それぞれ違った戦術を持つ卓球選手、年収もすごかった!」
ここまで、水谷準選手、伊藤美誠選手について、それぞれの戦術と推定年収を紹介してきました。
水谷準選手の「ナックルフリック」、そして伊藤美誠選手のスピーディーな反応、もしこういったものを参考に試合を組み立てていくことが出来たら、怖いものなしなのではないでしょうか。
年収についても「流石スポーツ選手!」といった感じで、「卓球界も夢のある世界なんだ」と改めて実感させてくれました。
水谷選手は引退されてしまいましたが、お2人には今後もそれぞれの形で活躍してほしいですね。