バレーボールを行う上で、マストアイテムと言えるのが肘サポーターです。
バレーボールはレシーブを行うときに滑り込んだりするため、肘などをすりむいてしまうことが多くあります。
肘を擦りむくのを防ぐためにも肘サポーターは重要となってきます。
しかし、バレーボール初心者の人にとって、「どうやって選ぶの?」、「どのメーカーがいいの?」など悩んでしまう方も多くいるのではないでしょうか。
そこで今回は、バレーボール初心者の人でも迷わず、購入することができるおすすめの肘サポーターを紹介していきたいと思います。
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肘サポーターの役割とは?
バレーボールにおいて肘や膝などに付けるサポーターは様々な役割があり、ポジションや試合中の役割によっても装着するべきサポーターは変わってきます。
では、バレーボールで肘サポーターを付けることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
バレーボール肘サポーターのメリット
バレーボールで肘サポーターを付けるメリットはいくつかあります。
まず、肘サポーターを付けるポジションはリベロやレシーブをよく行う人が装着することをおすすめします。
肘サポーターを付けることで、滑り込みながらレシーブをするときに怪我の防止をするメリットがあります。
バレーボールでレシーブするときには姿勢を低くし、より地面に近い位置で行うため肘や膝を怪我することが多くあります。
しかし、クッション性の高い肘サポーターを装着しておくことで、怪我をするリスクを減らし、パフォーマンスの向上にも繋がります。
怪我のリスクが少なければ、選手は思いっきり飛び込むことができ、メンタル的に安心感を持ちながらプレーすることができるので、パフォーマンスが向上するとも言われています。
また、肘サポーターの中でもアームカバーやアームスリーブのように肘だけではなく、腕全体をカバーしているものがあります。
アームカバーやアームスリーブタイプの肘サポーターを使えば、肌とボールが直接触れることがないため腕への衝撃を減らすとともに、手首まであるため手首を痛めるリスクも軽減してくれます。
直接、肌がバレーボールに触れないため滑りにくくなるという効果もあります。
バレーボール肘サポーター選び方
バレーボールの肘サポーターにはクッション性があるものやアームカバーやアームスリーブになっているものがあります。
また、怪我防止用のパッドも薄いものや厚いものがあり、通気性や伸縮性に優れたものがあるように肘サポーターだけでも様々な種類があります。
また、選ぶときにはサイズ感なども重要となってきます。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
パッド
バレーボールの肘サポーターには怪我を防止するためのパッドが厚いタイプの肘サポーターがあります。
パッドが厚いタイプの肘サポーターはバレーボール初心者の人やダイナミックなプレーをする選手、リベロの選手などにおすすめです。
肘サポーターの中に入っているパッドにも厚いもの、薄いものがあり、硬さも異なってきます。
バレーボールを始めたばかりの人や小学生、中学生であれば、パッドが厚く、堅いものの方が肘をしっかりと保護してくれて、怪我のリスクを軽減してくれます。
一方で、肘サポーターのパッドが厚いものや堅いものだとズレやすかったり、動きづらいこともあるので、プレー中の動きやすさを重視する人はパッドが薄く、柔らかいものを選ぶようにしましょう。
バレーボール歴が長い人やプロレベルになってくると、動きやすさを重視するため、パッドが入っていないアームカバーやアームスリーブタイプのものもおすすめです。
動きやすさがある一方で、パッドが入っていない分、衝撃を吸収することができないので自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
通気性
肘サポーターもパッドのクッション性だけではなく、通気性に優れたものを選ぶことをおすすめします。
肘サポーターはプレー中、ずっと付けているものなので通気性が悪い素材だと熱がこもり、ストレスを感じてしまいます。
そうなると、プレーに集中することができないので、通気性に優れた肘サポーターを見つけるようにしましょう。
通気性に優れた肘サポーターであれば、激しいプレーを行ってもサポーター内に熱がこもることなく、快適にプレーをすることができます。
伸縮性
肘サポーターを選ぶ際には伸縮性も重要になっていきます。
伸縮性があまりない肘サポーターを選んでしまうと、装着時に時間が掛かってしまったり、長時間付けていると圧迫されてしまい、プレーに影響が出てしまうことがあります。
また、ストレッチ素材ではないものだと、プレーしている内にズレてきてしまうこともあるので、伸縮性に優れた肘サポーターを選ぶようにしましょう。
サイズ感
肘サポーターを選ぶ際にはサイズ感も重要になってきます。
あまり小さすぎる肘サポーターを選んでしまうと、体を圧迫してしまいプレーに悪影響を与えることもあります。
反対に、肘サポーターが大きすぎてしまうとプレー中にズレてしまいプレーの妨げになることもあるので自分の体に合った肘サポーターを選ぶようにしましょう。
また、体の成長期にある時は無理せず、こまめに自分の体にあった肘サポーターを買い換えることも重要です。
店頭で購入する際は必ず装着をしましょう。
パッドが大きすぎると動きにくい場合もあるため、装着して購入しましょう。
洗濯できるか
肘サポーターは1年間通して使うものなので、夏場は汗をよく吸ってしまいます。
バレーボールは冬でも汗をかいてしまいます。
そのため、清潔に保つためにも肘サポーターが洗濯機で洗えるかどうかも重要となってきます。
肘サポーターは種類によっては洗濯機で洗うことができるものがありますが、使われている素材によっては生地を傷めてしまうこともあるので、洗濯ネットを使用しましょう。
また、乾燥機は必要以上に生地を傷つけてしまうこともあるので、なるべく使わず、陰干しなどで乾かすことをおすすめします。
部活やバレーボール教室の回数が多いお子さんの親御さんは換えの肘サポーターをいくつか用意しておきましょう。
おすすめの肘サポーター5選!
これまでに紹介してきたようにバレーボールの肘サポーターには様々な種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
そのため、肘サポーターを選ぶ際には自分の体に合ったものや素材やタイプを考えて選ぶようにしましょう。
・D&Mアームスリーブ ・アシックスVBエルボーパッド ・MIZUNOアームスリーブロング ・MIZUNO肘サポーターV2MY8014 ・ファイテンバレーボールサポーター |
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
D&Mアームスリーブ
(画像引用:Amazon)
Amazonや楽天市場で人気が高いのが「D&Mアームスリーブ」です。
「D&Mアームスリーブ」の特徴は摩擦に強く、溶けにくいのが最大の特徴だと言われています。
「D&Mアームスリーブ」は筋肉をサポートする段階着圧付アームスリーブとなっていて、ほかのアームスリーブタイプのものよりも着圧がしっかりしているため、激しいプレーを行ってもズレにくいです。
また、アームスリーブなので腕全体をカバーしているので、プレー中に怪我をするリスクを軽減してくれて、通気性にも優れているのでムレにくい素材も使われているので快適にプレーすることができるのが「D&Mアームスリーブ」です。
パッドが入っていないため、クッション性はないので、上級者向けのアームスリーブとなっています。
アシックスVBエルボーパッド
(画像引用:Amazon)
アシックスで人気の肘サポーターが「アシックスVBエルボーパッド」です。
「アシックスVBエルボーパッド」はパッド内にゲルが内蔵されているタイプの肘サポーターです。
ゲルが内蔵されているタイプの肘サポーターなので、非常に高い衝撃吸収性能があります。
「アシックスVBエルボーパッド」はパッド部分に切れ目が入っているため、肘の動きを妨げることなく、動かすことができ、伸縮性に優れたストレッチニット素材が採用されています。
「アシックスVBエルボーパッド」はカラーバリエーションが豊富で、ブラック、ホワイト、ピンクなどがあります。
「アシックスVBエルボーパッド」は「D&Mアームスリーブ」よりも通気性が良くないため、ムレやすいというデメリットもあります。
MIZUNOアームスリーブロング
(画像引用:Amazon)
「MIZUNOアームスリーブロング」はMIZUNOから発売されているパッドレスタイプのアームスリーブです。
「MIZUNOアームスリーブロング」は男女兼用のアイテムで、手首から上腕までカバーすることができます。
「MIZUNOアームスリーブロング」はストレッチ性が非常に高いアームスリーブタイプの肘サポーターなので、関節などを動かす際に素早く、滑らかに動かすことができるのが特徴です。
「MIZUNOアームスリーブロング」はポリエステルが使われているので滑らかな肌触りになっています。
「MIZUNOアームスリーブロング」はオールシーズン使うことができ、Amazonでは936円という低価格で販売されている人気の肘サポーターです。
MIZUNO肘サポーターV2MY8014
(画像引用:Amazon)
「MIZUNO肘サポーターV2MY8014」は動きやすさを重視したパッドが3分割になっているのがこの肘サポーターの特徴です。
パッドが内蔵されているので、衝撃を吸収する力もあり、側面からの衝撃にも強くなっています。
素材には綿などが使われているので、通気性が高く、パッドが入っている肘裏もムレることなく、快適にプレーすることができるため、人気の高い肘サポーターです。
「MIZUNO肘サポーターV2MY8014」は素材だけではなく、丈の長さが13cmとなっているので設計自体もムレにくくなっています。
ファイテンバレーボールサポーター
(画像引用:Amazon)
「ファイテンバレーボールサポーター」はプロバレーボールプレイヤーも認めたバレーボール専用の肘サポーターです。
バレーボールのトッププレーヤーも認めた機能性と通気性を兼ね備えた「ファイテンバレーボールサポーター」ですが、細かいパーツで構成されているためプレー中も違和感なく、快適にプレーすることができます。
「ファイテンバレーボールサポーター」には衝撃吸収性能が高いパッドが内蔵されているため、怪我のリスクを恐れることなく、安心してプレーすることができます。
「ファイテン」は日本バレーボール協会公認ウェアに認定されているメーカーなので、非常に信頼度の高い肘サポーターと言えるのではないでしょうか。
肘サポーターのサイズの測り方
肘サポーターを購入する際に重要になってくるのがサイズではないでしょうか。
自分に適したサイズではない肘サポーターを選んでしまうと、プレーに支障が出てしまうことがあるので適したもの選ぶようにしましょう。
肘サポーターはメーカーやシリーズによって、若干、締め付け具合やサイズが異なってきますが、今回は日本バレーボール協会公認ウェアに認定されている「ファイテン」の肘サポーターを参考にサイズの選び方を紹介していきたいと思います。
「ファイテン」のバレーボール用の肘サポーターはS、M、Lサイズに分かれています。
サイズ | 肘頭周囲 | 丈の長さ |
S | 約18-24cm | 約17cm |
M | 約22‐28cm | 約18cm |
L | 約26-32cm | 約19cm |
肘サポーターのサイズを測るときに重要になってくるのが肘の測り方です。
肘を測るときには、腕を曲げたときに出る骨が肘頭という部分で、腕を軽く曲げ、肘頭を通るように一周して測りましょう。
まず、「ファイテン」の肘サポーターSサイズは肘頭周囲の長さが約18cmから約24cmとなっていて、丈は約17cmです。
続いて、Mサイズは肘頭周囲の長さが約22cmから約28cmとなっていて、丈が約18cmになっています。
「ファイテン」肘サポーターのLサイズは肘頭周囲が約26cmから32cmとなっていて、丈が約19cmです。
「ファイテン」肘サポーターの場合、サイズによって肘頭のサイズは変わってきますが、あまり丈は変わらないので、自身の肘頭の大きさをきちんと測り、自身に適したサイズの肘サポーターを見つけましょう。
まとめ
今回はバレーボールには必要不可欠なおすすめ肘サポーターやサイズの測り方、選び方を紹介してきました。
バレーボールにおける肘サポーターの役割はレシーブやスライディングを行ったときに起こる擦り傷を軽減する役割があります。
また、バレーボールが肌に直接触れることがなくなるので、パフォーマンスの向上にも繋がります。
バレーボールの肘サポーターを選ぶ際のポイントはこちらです。
・パッドの厚さ ・通気性 ・伸縮性 ・サイズ ・洗濯できるかどうか |
これらのポイントを基準に自分の好みに合った肘サポーターを装着することで、プレー中にストレスを感じることなく、集中して快適にプレーすることができます。
肘サポーターを選ぶ上で、最も重要になってくるのがサイズです。
間違ったサイズの肘サポーターを付けていると、腕が圧迫されたり、プレー中にズレたりしてしまうことがあるので注意が必要です。
自分の肘の測り方は腕を曲げたときに出る骨が肘頭という部分で、腕を軽く曲げ、肘頭を通るように一周して測ることで、自分に適した肘サポーターを見つけることができます。
Amazonや楽天市場で購入する際には、まずは自分の肘頭のサイズを測り、メーカーのサイズと比較することをおすすめします。